* 五十肩 *
別名肩関節周囲炎です。
よく耳にする疾患で名前の如く、50歳前後に発症し、肩関節運動は全ての方向や初期には外転と外旋の制限があります。
上腕骨の外側に挙上、または後方に回すと痛みと運動制限があります。

東洋医学の観点から見ると、上腕挙上障害などの疾患は「経筋病」に属され、経絡に属する筋を中心に治療します。
筋の虚弱による運動障害は「痺症」というつまって通じないという症状となります。
① 行痺:関節の痛み、痛む部位が定まらない、屈伸がしにくい、寒気、頻尿、発熱などを伴う事があります。
② 痛痺:皮膚、関節が冷えると痛む、痛み部位は変わらない、冷えにより痛みが増す、温めると楽、屈伸がしにくいなどを伴う事があります。
③ 着痺:関節の重だるさ、痛み部位は変わらない、温度や湿度によって痛みが違う、手足のだるさ、むくみ、しびれ感を伴う事があります。
④ 熱痺:関節の激しい痛み、発赤、腫脹、熱感、冷やすと楽、咽頭痛、発熱、口の渇き、多汗、排尿が少ない、肌の乾燥を伴う事があります。

筋の硬い結(固まってしまった部位)や全身のバランスみながら少しずつ氷を溶かすように治療していきます。

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