* 胃酸過多 *
胃液の中に含まれている塩酸の酸度が異常に高い状態を言います。
それによって胸やけ、げっぷ、口臭、口が苦い呑酸(すっぱい液体が胃から口中にこみ上げること)などのいわゆる酸症状があるものです。

東洋医学では原因をこう考えます。
① 鬱熱:ストレス(怒り、ネガティブなど)が溜まり、それが熱化し、胃腸を障害し、胃酸を増加します。口が渇く、口が苦い、口臭などを伴う事があります。
② 寒邪犯胃:胃に冷えが入ったり、生物や冷たい物の食べすぎで胃が不調となり、胃酸を増加します。胃のあたりが張る、げっぷなどを伴う事があります。
③ 胃熱:脂っこい食べ物、味の濃いもの、アルコール、辛いもの、刺激の多いものなどの過食が原因で胃に熱が貯まって胃酸を増加します。上腹部痛、便秘、口臭、お腹がすく、冷たいものを欲しがるなどを伴う事があります。

胃酸過多は肝臓と胃腸の関係が深く、どちらにせよ、エネルギーがありあまっている状態です。
精神的にも食事も必要以上に取り入れてしまった事が原因となります。
感情のコントロール(特に人間関係など)と無理のない飲食がキーとなります。

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