* 回旋筋腱板損傷 *
別名ローテーター・カフ損傷とも言います。
肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋の4つの筋からなりたっていますが、このうち損傷を受けやすいのは棘上筋です。
患側の腕を他動的に水平に挙げ、補助した手を放すと腕が落下するのが特徴です。
棘上筋症候群と合併したタイプもあります。

東洋医学の観点から見ると、上腕挙上障害などの疾患は「経筋病」に属され、経絡に属する筋を中心に治療します。
筋の虚弱による運動障害は「痺症」というつまって通じないという症状となります。
① 行痺:関節の痛み、痛む部位が定まらない、屈伸がしにくい、寒気、頻尿、発熱などを伴う事があります。
② 痛痺:皮膚、関節が冷えると痛む、痛み部位は変わらない、冷えにより痛みが増す、温めると楽、屈伸がしにくいなどを伴う事があります。
③ 着痺:関節の重だるさ、痛み部位は変わらない、温度や湿度によって痛みが違う、手足のだるさ、むくみ、しびれ感を伴う事があります。
④ 熱痺:関節の激しい痛み、発赤、腫脹、熱感、冷やすと楽、咽頭痛、発熱、口の渇き、多汗、排尿が少ない、肌の乾燥を伴う事があります。

筋の硬い結(固まってしまった部位)や全身のバランスみながら少しずつ氷を溶かすように治療していきます。

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