* 歯周病(歯槽膿漏) *
歯の周りの組織の病気で歯自体の病気ではありません。
歯と歯肉溝の間にプラーク(細菌と食物の残ったものでできた粘っこいもの)ができて炎症が起きます。
そして歯と周囲の組織が剥離してポケット(空間)ができます。
これが進行しますと歯槽骨が少しずつ破壊されて歯がグラグラ動くようになります。
数年~数十年かかりながら進行していくものです。
しかも虫歯ように進行中は自覚症状があまりないのが特徴です。
① 歯肉が発赤腫脹する。痛みは伴いません。
② ポケット(歯ぐきの間)から膿、出血。口臭を伴います。
③ 食物の温度がしみる。痛みが出ます。
④ 歯の動揺。痛み伴います。
東洋医学では原因をこのように考えていきます。
① 風火:風邪などをひいて、身体の中で熱化し、症状が起きます。歯ぐきが腫れる、冷やすと楽、発熱、口が渇きなどを伴う事があります。
② 胃熱:辛いもの、油濃いもの、甘いものが胃に沢山入る事によって食物が熱化し、症状が起きます。歯痛が強く、歯肉が赤く腫れる、歯槽膿漏、口臭、便秘、顔が赤い、頭痛、口が渇きなどを伴う事があります。
③ 脾虚:元々消化機能が弱く、心身からの疲れなどから機能が落ち、そこに熱が生まれ、症状が起きます。痛い時とそうでない時がある、食欲不振、軟便、倦怠感、力がない、顔色が悪いなどを伴う事があります。
④ 腎陰虚:腎は歯と関係が深く、腎のエネルギーが少なくなる事によって熱化し、症状が起きます。痛い時とそうでない時がある、歯がグラグラする、めまい、寝汗、口の乾き、不眠、夜痛みが強いなどを伴います。
鍼灸では脾と胃の熱と考え、消化器の経絡を主にアプローチしていきます。
歯の周囲の熱を取り除き、あご、頚部の治療も含めていきます。
歯と歯肉溝の間にプラーク(細菌と食物の残ったものでできた粘っこいもの)ができて炎症が起きます。
そして歯と周囲の組織が剥離してポケット(空間)ができます。
これが進行しますと歯槽骨が少しずつ破壊されて歯がグラグラ動くようになります。
数年~数十年かかりながら進行していくものです。
しかも虫歯ように進行中は自覚症状があまりないのが特徴です。
① 歯肉が発赤腫脹する。痛みは伴いません。
② ポケット(歯ぐきの間)から膿、出血。口臭を伴います。
③ 食物の温度がしみる。痛みが出ます。
④ 歯の動揺。痛み伴います。
東洋医学では原因をこのように考えていきます。
① 風火:風邪などをひいて、身体の中で熱化し、症状が起きます。歯ぐきが腫れる、冷やすと楽、発熱、口が渇きなどを伴う事があります。
② 胃熱:辛いもの、油濃いもの、甘いものが胃に沢山入る事によって食物が熱化し、症状が起きます。歯痛が強く、歯肉が赤く腫れる、歯槽膿漏、口臭、便秘、顔が赤い、頭痛、口が渇きなどを伴う事があります。
③ 脾虚:元々消化機能が弱く、心身からの疲れなどから機能が落ち、そこに熱が生まれ、症状が起きます。痛い時とそうでない時がある、食欲不振、軟便、倦怠感、力がない、顔色が悪いなどを伴う事があります。
④ 腎陰虚:腎は歯と関係が深く、腎のエネルギーが少なくなる事によって熱化し、症状が起きます。痛い時とそうでない時がある、歯がグラグラする、めまい、寝汗、口の乾き、不眠、夜痛みが強いなどを伴います。
鍼灸では脾と胃の熱と考え、消化器の経絡を主にアプローチしていきます。
歯の周囲の熱を取り除き、あご、頚部の治療も含めていきます。