* 糖尿病 *
糖尿病の症状は、大きく二つにわけられます。
一つは、読んで字の如く、血糖値が高い事からくる症状です。
二つは、血糖値が高いままに放置された事によって、様々に臓器の働きが低下し てしまうことにより生じるもので、いわゆる「合併症」といわれるものです。

また、糖尿秒には1型と2型があります。
1型糖尿病:インスリンが殆んど分泌されないために高血糖になる。子どもや若い人に多い。
2型糖尿病:日本人に多いタイプ。糖尿病全体の90%を占めている。インスリンの量が不足したり、働きが悪いことが原因でおこります。

膵臓でつくられるホルモンであるインスリンは、血糖値を 下げる働き持つ唯一のホルモンです
このインスリンの分泌や作用が充分でなくなると、血液中のブドウ糖が有効に使われ なくなります。
そうなると、血液にとけ込んで全身のエネルギー源となるブドウ糖の割合(血糖値) が高くなり(高血糖)、この状態が長く続くとひいては体内の代謝機能に異常をきたす事になります。

東洋医学では、原因をこのように考えています。
① 湿熱:長期にわたって甘いもの、カロリーの高いもの、飲酒生活を続けていると、消化器系の臓器を消耗させ、体内に熱がこもり、エネルギーや体内にある水分を損傷して起こるものです。
② 鬱熱:長期にわたるトラブルなどから来る、悩み、不安、恐怖などによって、臓器に異常が起こり、体内に熱がこもり、エネルギーや体内にある水分を損傷して起こるものです。
③ 腎陰虚:もともと元気がなかったり、虚弱体質な者が性行為の過度、過労などによって、臓器に異常が起こり、体内に熱がこもり、エネルギーや体内にある水分を損傷して起こるものです。
④ 脾気虚:もともと胃腸が弱いため、消化機能がうまくいかずに体内に熱がこもり、エネルギーや体内にある水分を損傷して起こるものです。

上部:口が乾く、舌の乾燥、多飲、多食、多尿、頻尿など。
中部:多食、体のほてり、多汗、体が痩せる、便秘など。
下部:頻尿、多尿、尿が濁る、尿が甘い、唇の乾燥、頭痛、めまい、目がかすむ、頬の紅潮、多尿、インポテンツ、閉経など。

味もカロリーも淡白な食事を心がけ、内にこもらずに表に出るようにして、心身ともに強くしていく治療を目指します。

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