* 膝痛 *
膝関節痛は、若い人でもスポーツなどで酷使した事によって起こる事があります。
もちろん加齢によって起こる事もあります。
膝周囲は筋肉の起始部、停止部が集まる場所なので症状が出やすいとも考えられています。

原因として、
① 膝関節の変形
② 膝関節周囲の筋肉や靭帯の異常
があげられます。

東洋医学の観点から見ると、このような疾患は「経筋病」に属され、経絡に属する筋を中心に治療します。
筋の虚弱による運動障害は「痺症」というつまって通じないという症状となります。
① 行痺:関節の痛み、痛む部位が定まらない、屈伸がしにくい、寒気、頻尿、発熱などを伴う事があります。
② 痛痺:皮膚、関節が冷えると痛む、痛み部位は変わらない、冷えにより痛みが増す、温めると楽、屈伸がしにくいなどを伴う事があります。
③ 着痺:関節の重だるさ、痛み部位は変わらない、温度や湿度によって痛みが違う、手足のだるさ、むくみ、しびれ感を伴う事があります。
④ 熱痺:関節の激しい痛み、発赤、腫脹、熱感、冷やすと楽、咽頭痛、発熱、口の渇き、多汗、排尿が少ない、肌の乾燥を伴う事があります。

膝周囲の筋肉が、太ももにも足先にもつながっている事をふまえて経絡の流れに沿った治療も考えていきます。
また、腰、足関節をふくめた3つの関節のバランスも整えていきます。

女性の病気辞典目次(女性の病気)

はりきゅう しぜんの恵み メニュー しぜんの恵みTOP コース紹介 よくある質問 鍼灸の可能性 患者さんの声(体験談) 治療院概要 ご予約フォーム アクセス リンク 院長ブログ