のぼせとは、頭がかぁ～っと熱くなったり、ぼぉっとなった状態の事をいいます。
健康な時でも、長湯や暑さでのぼせることはありますが、常にそのような状態である場合は手足が冷えている事が多いようです。

主にこのような疾患でみられる場合もあります。
① 自律神経失調症
② 更年期障害
③ 糖尿病
④ 神経症
⑤ 慢性腎炎
⑥ 高血圧・・・など

東洋医学ではエネルギー（気）のバランスが崩れ、上部（頭）に陽（火）がのぼってしまった状態と考えます。
上部の症状：不眠、動悸、頭痛、頭が張る、首のこわばり、目の乾き、口が苦い、口が渇く、顔のほてり、発汗、手足のほてり
下部の症状：下半身の冷え、腰痛、腰のだるさ、寒がる、頻尿、下痢
などの症状を伴う事があります。
病気により、身体が虚弱体質であったり、産後、性行為の過度などが原因と考えられています。

足を使わずに頭を働かせる事が多い仕事だったり、何かにいきずづまって考えていたり、身体が全体的にバランスよく使われていないとのぼせの症状とつながる事が多いのです。